島原鉄道こぢんまりな旅
1.はじめに
  今回の旅を企画したきっかけは、湯布院への旅(1/26-27)にさかのぼる。
  博多駅でバスにのった途端、か?んじさんに資料を渡され「どげん?」ときた。
  2月下旬、小川さんのメールを転送してきて、さらに「どげん?」そこで決まり!
  だったんです。
参加者(8人)
   宿泊組;ユージ君、先輩、山本さん、森山さん、か?んじさん、そして平井健一です。
    日帰組;おカミさん(坂ちゃんとこの)、成井さん
費 用
  (1)交通費;島原半島フリーきっぷ(5,5406,260円)→これはお徳。
  (2)弁当代;坂ちゃん弁当1,000円(といっても、坂ちゃんが段取りしてくれた弁当
                    →これは美味かった(日本酒にもよくあう)
  (3)ホテル代;やり繰りして、女性は1万円にした。男性はそんなもんじゃ済まんね。
  (4)レンタカー;半日で7,000円くらいだったかな(トヨタのノア?)
行 程
  (1)西鉄電車
    大牟田行特急に乗車。下りなのに乗客が意外と多い。
    ひょっとしてみんな島原行きなんて、ちょっとだけ不安に。
    か?んじさんは事前に島鉄に電話して、間違いなく乗れるのか確認してくれてたみたい。
    大牟田線は、久留米から先が単線なんだ、とみんなで納得。指定した電車にみんなが乗って
    くれるか、最初の不安は無事にパス。
  (2)
西鉄バス
    大牟田駅で降りたら、すぐ側に専用のバス停があった。
    バスが満員になりそうな人数がいた。10分くらいの乗車時間だったが、何となく町に人気
   (活気)が少ない。
  (3)島鉄高速船その1
    これが三池港の船着場か?と思うほど小さな建物。(ターミナルビルのイメージをもってたのに)
    定員70名のこぢんまりした船だが、スピードがでる。さすが高速船だ。ここで昼食タイム。
    弁当食ってるのは我々だけだった。
    しかし、美味かった。日本酒五合があっというまに無くなる。

(4)
島原鉄道その1
  船を降りて、きっぷの手続きとトイレを済ませてたら、もう時間がない。駅までダッシュ状態。
なんとか間に合った、というか十分間に合った。
時間どおりに電車が来なかった。
電車は、この期間特別に走らせていた古いタイプ(キハ2000系、昭和33年 帝国車両製)で2両編成。
ちょっと座れないぐらい多い。一時間ほどの乗車時間だったが、天気はいいし、沿道にはカメラマンも目立っていた。右に見えますのは普賢岳、左に見えますのは有明海。
    各駅停車の鈍行列車。
(5)加津佐にて
 加津佐は終着駅。駅舎の雰囲気が昔と違う。
で、駅のすぐ側が海水浴場になっている。
38年前の写真(2-6キャンプ)を見て、この場所に間違いないことを確認。背景の岬をバックに記念撮影。
この浜辺に寝そべって流れ星を数えたんだ
肝試しした墓場はここだっけ」なんて話してたが、さて次の電車は2時間後しか来ない。さて、どうしたもんか、とみんなで協議。やはり居酒屋か?
 予めか?んじさんが準備していた町内の案内誌で手当たり次第に電話したが、どっこも営業していない。どうも夕方しか開かないことが解った。軒だけ営業しており、「車で5分くらい」の説明だけを頼りに、みんなで歩き出した。想定外の島鉄バスにも乗ったが、結局解らずじまい。いい加減疲れた雰囲気、「もう歩けないよ」。バス停でバスを待ってると時間になっても来ない、なんで?時間は押し迫ってくるのに。と、気をもんでるとヤット来た。結局駅前まで戻ったら、手頃な公園がみつかり、そこで休憩することにした。一軒だけあるコンビニで、飲み物を買出し。「最初からここに落ち着けばよかったね」と全員一致で反省。
 みんなで記念写真。下のは、その38年前の写真。右手奥のバスがバンガローだった。

(6)
島原鉄道その2
 帰りは1両編成の現行の電車。ほぼ満員状態。男性陣は、後部の運転席付近に陣取って、「さあ、一杯飲もうか」でスタンバイ。景色を堪能しながらの酒は実に美味。あっという間の一時間だった。島原外港駅で日帰り組は下車。
 「じゃー、気をつけて帰ってね!

(7)
ホテルにて
 島鉄本社前駅で下車して、徒歩でホテル南風楼へ。有明海に面した良いロケーション。まずは大浴場で今日一日の疲れを取る。今回は、宴会場で大宴会というわけにはいかない。指定された食堂にて、他の泊り客と一緒に食事というパターン。「明日は雨やけん、どげんしようか」なんて話しながらあっという間に一次会終了。
 つぎは、カラオケルーム一時間コース。ひたすら歌いつづける。か?んじさんは、ひたすら選曲するのみ。そういえば、湯布院のときと同じ雰囲気、そう歌うだけ。
 部屋にもどって、またみんなで飲み直し。先輩は先に寝てしまった。何を話したか覚えてないけど、11時ごろに就寝。
 翌朝5時に目覚め。か?んじさんの第一声「健ちゃんとユージのイビキで寝られんやった、もうたまらんばい!」。どうも気が付きませんで、スイマセン。
で、気を取り直して目覚めの一杯。これが旅行の醍醐味たい。

(8)レンタカーでの島原散策
 二日目は、朝から雨。予報どおり。雨男、雨女は誰だ、なんていってたけど、誰も「知らない」。
 コンビニで飲み物を買出しして、さあ出発。運転手は森山さんに一任、ちょっと不安やけど、もうみんな飲んどるし、小川さんは免許ないって。
「運転手はキミだ、ボクラは酒だ」。
 ナビゲーターは先輩。カーナビを頼りに案内してくれるはず、なのに。ユージ君が「先輩、地図を詳細にせんと解らんやろ」。後ろのギャラリーがうるさい。
 道の駅、みずなし本陣、島原城、武家屋敷、酒造場などなど。道を間違える、進入禁止へ突入、急ブレーキ等楽しいドライブ。
あっという間に昼食タイム。さかな系でいこうと、かにを食べさせる店を探しだし、なかなかの好評。
 レンタカー予約しとって正解やろ、か?んじさんの面目躍如。
 

(9)
島鉄高速船その2
 島鉄外港ターミナルでは、30分ほどの待ち時間があり、お土産を物色。なんと、チェリー豆が今まで見た中で一番安い!坂ちゃんメールが発端のチェリー豆、今回のキーワードになった。10円安いだけで感動する。
 
 後部デッキで、水平線上に浮かぶ雲仙・普賢岳が遠ざかるのを惜しみながら、帰路の途へ。有明海って以外に広いな、と実感した。
おわりに
 (1)
坂ちゃんメールの活躍
  今回、坂ちゃんのサポートがありがたかった。弁当のお世話から、旅行中のメールサポートと、
  仕事そっちのけ状態だったんでは。参加者一同、感謝。
  チェリー豆、出田君からの又聞きアドバイス等、話題を提供してくれた。
 (2)おカミさんがコロンダ!
  加津佐を散策中に、おカミさんがつまづいてコロンダ。本人は「大丈夫!」と言ってたけど、
  一同、心配な目線。夕方、坂ちゃんメール「大丈夫よ」で一安心。よかった、よかった。
 (3)日帰り組への感謝
  おカミさんと成井さんのお二人は、日帰り強行軍にもかかわらず、参加してくれて感謝の気持ち
  100%。移動の時間が多く、さらに加津佐でのウォーキング?はこたえたと思う。
  新たな思い出ができたと思ってご勘弁を。               (平井健一談)