56才の誕生日                   (2009.11.12)
 生まれて初めて「誕生日」を病院で迎えました。メールやお祝いにきてもらったりして、まさかこんな誕生日を迎えるとは思ってもいませんでしたね。写真は緩和ケア病棟の看護師さんや先生との記念写真です。これも珍しいね。
 さて、10月27日に診察を受けて以後、身体が耐えられず、11月2日に腹水を抜き、再入院を視野に緩和ケア病棟を紹介してもらって4日に行った。そして遂に我慢も出来ずに7日(土)急遽入院しました。
 11月に入ってからは「飲み食い」出来ない状態(結果的に高血糖状態)で点滴だけで一週間を過ごし。やっと普通?の状態に戻ってきました。味覚は変わる=水が辛くて塩水を飲んでいる感じ、卵焼きも辛くて、喉は渇くし・・・一体飲めるモノは何があるのかと、炭酸や紅茶、珈琲、お茶を試すけど一切合わず。辛うじて「レモン水」(嫁さんが取り扱っている健康補助食品=エリナ)がピッタリ美味かった。喉越しの良さというか、清涼感があってホット一息。では食べ物は?水分の多い果物(スイカ、梨、トマト、キュウリ)は美味かったというより、これらしか口に合わない。
季節外れのスイカを探して貰い食べていました。
 面白いことに、この誕生日で、みんなにお祝いして貰ったからでしょうね。みんなの応援の「気力」がボクの自己免疫力増殖に大きな効果があって、元気を取り戻しつつあります。
 この間約10日間はまるでティラノザウルスに身体を捕まれて、へし折られているような、痛みというより「バキバキ」というかグチャグチャにされているようでした。でも「死ぬ」ような辛さを感じるのではなく、ここで死んで堪るかという気力みたいなモンはありました。HPを書けるくらい元気にはなりつつあります。ただHPを更新するのも最後かも知れない。頭は明晰でハッキリと考えられるけど書くこと自体が辛くもあります。1月10日の明善同志47会も病院から外出許可をもらって参加するということにもなりそうです。その方が家でウンウン唸っている良いと思う。
 こんなに私物化したことをHPに書いて良いのかな?との迷いもあったけど、もうこの際、思っていること、感じていることなんか全部吐き出した方が身体のためには良いかなと思って書いています。
 
みんな、ほんとにありがとねぇ〜、感謝しても、どんな言葉で、どんなにお礼を言えば、どんな態度を示せば良いのか判りません。ただ、ただ「ありがとう」「ありがとさんです」
 まだまだ、純ちゃんは頑張ります。トコトン、頑張ります。