ジョンレノン一家〜軽井沢の足跡を尋ねて 二日目       (2009.06.15)
 見晴台入口 やはり30年も経てば修復はされています。
 ヨーコさんのお母さんとジョンのツーショット。この門をくぐって樹々のあいだの小道を抜けていくと、目の前に見晴台の眺望が広がる。
 碓氷峠
 旧軽井沢銀座の通りを抜け、ショー記念礼拝堂を左に見て二手橋を渡ると、道はかつての中山道でいちばんの難所、旧碓氷峠の急勾配を登っていく。その頂上は長野県と群馬県の県境。両県にまたがる形で、熊野皇大神社が鎮座している。ジョンもかつてその神前におごそかに手を合わせた。峠の茶店、見晴亭にレノン・ファミリーは立ち寄っている。
 店にはすでに当時を知る人はいないとのことだし、この日は閉店していた。
 頂上の標高は1200メートル。見晴台からのながめはとくに夕景が美しいことで知られ、サンセット・ポイントとも呼ばれているらしい。ジョンのように日の高い時間帯に訪れると、浅間山をはじめ、榛名、妙義、赤城の上毛三山や日光の連山、八ヶ岳連峰や南アルブスなど周囲の山々を一望することができ、かなたには関東平野も見わたせるらしいけど、
この日は曇り。だけど妙義山の奇岩の山頂は微かに見ることができた。
 エイザブローのカメラを自動シャッターに切り替えて撮った写真です。思った以上に出来が良いですね。
被写体がみんな良かったからでしょう???
 ジョンが寝ていたベンチ探しの真っ最中。
 軽井沢駅から走ってきましたという若いカップルに撮ってもらった写真。
いくら若いからって、相当に距離があるし、高さもあるからねぇ〜。息も切れていなかったし、スゴォーイ!

 
 そして最後は万平ホテルのカフェテラです。
 滞在中のジョンは、朝9時半ごろ1階のカフェテラスにミルクティーを飲みに下りてきた。いつも庭に面したいちばん奥の席に、店内に背を向ける格好で腰かけた。
 ジョンが一人で、あるいはショーンと二人でお茶を飲んでいても、
気づく人は少なかったという。「やはりこの辺は宣教師さんはじめ、外国人が多いですから。それに半ズボンに地草履はいて、麦藁帽子をかぶって入ってくれば、わからないですよ。ところが、小野洋子さんが来ると、わかっちやう(笑)」
 ジョンはあまり長居することはなく、たいていお茶を飲み終えるとすぐ
「ありがとうございました」と言って出ていった。カフェテラスでのお茶をすませると、ジョンは自転車に乗ってどこかへ出かけていくのが常だった。
昼間はホテルではあまり見かけなかったという。
「たまに帰ってきてお昼寝するくらいでしたね。食事もルーム・サービスで簡単なものをとって。スイート・ルームにカレーのサービス・・・(笑)。
で、また出かけていく。だいたい小野洋子さんの別荘へ行ってたみたいです」
 カフェテラス外観と資料室内のピアノ(ジョンも弾いたらしい?)からイマジンを弾こうかと思ったら、調律が全然出来ていないんだもん。だkらカッコだけ撮ってもらいました。(これは一日目の出来事ですが・・・)
 3頁に渡る「ジョンレノン一家〜軽井沢の足跡を尋ねて」如何だったでしょうか?
ビートルズファンになって43年。振り返れば、修学旅行で羽田空港へ行った時、「ここにビートルズが降り立った」という感動を持っていました。(実際はタラップから数歩で車に乗り、ホテルへ行っちゃったんですけどね)
 1975年ロンドンに行った時は、アビーロード、映画「レット・イット・ビー」の撮影現場等々を当時の情報を元に探しまくって行きました。ハマースミス・オデオンというコンサート会場でウィングス公演を見られなかったという悔しさがあり、
1975年の入国不許可、1980年の成田での逮捕、そしてやっと1990年に東京ドームでの公演、1993年の福岡ドーム公演(リハーサルまで見ちゃった)2003年に大阪ドームも行ったし、ジョージの福岡公演も見ました。リンゴの来日も2度知っています。ジョンだけが生きている時の姿を見られませんでした。
 追っかけやって来たわけでも無いので、そんなに思い入れはなかったけど、今回、こんなチャンスを与えてくれた
エイザブローを初めとして、同行してくれた麻裕美ちゃん、フジタさん、河野君、水町さん、古川さんに感謝します。
ランチクルーズ、夕食会と参加してくれた皆さんへもありがとうございました。
 軽井沢とは異った感動を味わうことが出来ました。健ちゃんが昨年の軽井沢レポートで

 旅の醍醐味は、
   計画段階でのいろんな案をつくること、
   現地に赴いて肌で感じること、
   そしてこうやって旅を振り返ることの3段階で味わえることですよね。
 と書いていたように、上京の4日間を振り返って、実感しています。
 軽井沢では、それなりにクールにしていたつもりですが、事実は、ジョンとヨーコと同じトコを歩いているんだという感動を身体一杯で感じていました。(ワカランやったろ)正直に素直に表現すれば良かったんでしょうけどね。
 一人旅だったら、ここまでの感動を味わうことはなかったと思います。ホントにありがとサンでした。